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悩み別に選べる漢方薬|症状から探せる漢方一覧

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あなたのお悩みに合った漢方薬をご提案します。

症状別漢方検索

漢方ワンポイントアドバイス

一般に「医療用の漢方のほうがよく効く」「生薬の種類が多いほど効果的」と思われがちですが、漢方はそもそも医療用漢方が整備されるはるか以前から存在し、長い歴史のなかで人の体と向き合ってきた療法です。
生薬の数や成分量の多さではなく、体質や症状に応じた“全体のバランス”を整えることが漢方の本質です。

たとえばサウナで「ととのう」感覚を経験したことはありませんか?
暖かさと冷たさを交互に感じることで自律神経に働きかけ、身体全体がスッと調うあの感覚。
漢方もそれと同じく、心身全体の調和を目指す“整える医療”といえるでしょう。

また、漢方では構成生薬が少ないほど急性期・即効性に、多いほど慢性期や体質改善に向くとされています。
たとえば芍薬甘草湯沢瀉湯はシンプルな構成ながら、こむら返りやめまいなど速やかな効果が期待できる処方です。

なお、市販の漢方薬には医療用には存在しない処方も多く、より柔軟な選択ができるのも大きな魅力です。

※漢方薬は体質によって合う・合わないがあります。このページで紹介する情報は一般的な傾向であり、自己判断での長期使用は避け、心配な方は医師・薬剤師に相談してください。

頭部症状

頭痛やめまい、のぼせ、肩こりなど、頭部に関する不調は血流や自律神経の乱れが関係していることも。
漢方では体質や症状に応じた処方で、内側からバランスを整えます。

医薬品名 特徴・効能効果
清上蠲痛湯
(せいじょうけんつうとう)
頭痛のファーストチョイス
体力に関わらず使用でき,慢性化した痛みのあるものの次の諸症:頭痛,顔面痛
沢瀉湯
(たくしゃとう)
めまいのファーストチョイス
めまい,頭重
環元清血飲
(かんげんせいけついん)
血の巡りが悪く、痛みやしびれを訴える方に
中年以降または高血圧傾向のあるものの次の諸症:頭痛,頭重,肩こり,めまい,動悸
七物降下湯
(しちもつこうかとう)
疲れたり、イライラすると血圧が上がる方に
体力中等度以下で,顔色が悪くて疲れやすく,胃腸障害のないものの次の諸症:高血圧に伴う随伴症状(頭重,のぼせ,耳なり,肩こり)
釣藤散
(ちょうとうさん)
起床時やイライラすると血圧が高くなる方に
体力中等度で,慢性に経過する頭痛,めまい,肩こりなどがあるものの次の諸症:慢性頭痛,神経症,高血圧の傾向のあるもの

目の不調におすすめの漢方薬

漢方では目の不調は「肝」や「腎」と深く関係するとされ、目の疲れ・乾き・視力の低下などは「血(けつ)」の不足や老化、炎症によって引き起こされると考えられます。
体質や症状に合わせて、「補腎」「補血」「清熱」「利水」などの作用を持つ漢方薬が使われます。

医薬品名 特徴・効能効果
杞菊地黄丸
(こぎくじおうがん)
疲れると手足の裏がほてり、口が乾き、体のふらつく方に
体力中等度以下で,疲れやすく胃腸障害がなく,尿量減少又は多尿で,ときに手足のほてりや口渇があるものの次の諸症:かすみ目,つかれ目,のぼせ,頭重,めまい,排尿困難,頻尿,むくみ,視力低下
洗肝明目湯
(せんかんめいもくとう)
炎症による充血、腫れ、痛みが顕著な眼病に
体力中等度のものの次の諸症:目の充血,目の痛み,目の乾燥
滋腎明目湯
(じじんめいもくとう)
過労や高齢によって起こる眼精疲労、視力障害に
体力虚弱なものの次の諸症:目のかすみ,目の疲れ,目の痛み
苓桂朮甘湯
(りょうけいじゅつかんとう)
不安感があって、動悸、めまい、ふらつきのある方に
体力中等度以下で,めまい,ふらつきがあり,ときにのぼせや動悸があるものの次の諸症:めまい,立ちくらみ,動悸,息切れ,頭痛,耳鳴り,神経症,神経過敏
八味地黄丸
(はちみじおうがん)
腰から下が冷えて重だるく、夜間頻尿のある方に
体力中等度以下で,疲れやすくて,四肢が冷えやすく,尿量減少又は多尿で,ときに口渇があるものの次の諸症:下肢痛,腰痛,しびれ,高齢者のかすみ目,かゆみ,排尿困難,残尿感,夜間尿,頻尿,むくみ,高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり,頭重,耳鳴り),軽い尿漏れ

耳に関する悩みにおすすめの漢方薬

耳鳴り、難聴、耳の閉塞感は、漢方では「腎」の働きや「水」の巡りの悪さと深く関係するとされています。
加齢による聴力の低下や、ストレス、冷え、睡眠不足など生活習慣に伴う不調に応じて、腎を補う・水分代謝を整える漢方処方が選ばれます。

医薬品名 特徴・効能効果
滋腎通耳湯
(じじんつうじとう)
年を重ねると衰えてくる聴力の低下(耳鳴り・めまい)に
体力虚弱なものの次の諸症:耳鳴り,聴力低下,めまい
苓桂朮甘湯
(りょうけいじゅつかんとう)
不安感があって、動悸、めまい、ふらつきのある方に
体力中等度以下で,めまい,ふらつきがあり,ときにのぼせや動悸があるものの次の諸症:めまい,立ちくらみ,動悸,息切れ,頭痛,耳鳴り,神経症,神経過敏
八味地黄丸
(はちみじおうがん)
腰から下が冷えて重だるく、夜間頻尿のある方に
体力中等度以下で,疲れやすくて,四肢が冷えやすく,尿量減少又は多尿で,ときに口渇があるものの次の諸症:下肢痛,腰痛,しびれ,高齢者のかすみ目,かゆみ,排尿困難,残尿感,夜間尿,頻尿,むくみ,高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり,頭重,耳鳴り),軽い尿漏れ
釣藤散
(ちょうとうさん)
起床時やイライラすると血圧が高くなる方に
体力中等度で,慢性に経過する頭痛,めまい,肩こりなどがあるものの次の諸症:慢性頭痛,神経症,高血圧の傾向のあるもの
当帰芍薬散
(とうきしゃくやくさん)
冷え性の女性に。むくみやすく、月経不順のある方に
体力虚弱で,冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく,ときに下腹部痛,頭重,めまい,肩こり,耳鳴り,動悸などを訴えるものの次の諸症:
月経不順,月経異常,月経痛,更年期障害,産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ),めまい・立ちくらみ,むくみ,耳鳴り, 頭重,肩こり,腰痛,足腰の冷え症,しみ,しもやけ

鼻の不調におすすめの漢方薬

鼻づまり、くしゃみ、鼻水、後鼻漏(こうびろう)などの症状は、風邪・アレルギー・副鼻腔炎などが原因となります。
漢方では、体内の「熱」や「水分バランス」の乱れ、免疫の過敏な反応に着目し、症状を抑えるだけでなく、根本から整えることを目的とします。

医薬品名 特徴・効能効果
荊芥連翹湯
(けいがいれんぎょうとう)
皮膚・粘膜が過敏な方に
体力中等度以上で,皮膚の色が浅黒く,ときに手足の裏に脂汗をかきやすく腹壁が緊張しているものの次の諸症:慢性鼻炎,慢性扁桃炎,蓄膿症(副鼻腔炎),にきび
小青竜湯
(しょうせいりゅうとう)
水のような薄い鼻水・痰、あるいは咳が出る方に
体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様のたんを伴うせきや鼻水が出るものの次の諸症:アレルギー性鼻炎,花粉症,鼻炎,気管支炎,気管支ぜんそく,感冒,むくみ
辛夷清肺湯
(しんいせいはいとう)
熱感のある鼻づまりに。蓄膿症、慢性鼻炎
体力中等度以上で,濃い鼻汁が出て,ときに熱感を伴うものの次の諸症:鼻づまり,慢性鼻炎,蓄膿症(副鼻腔炎)

口・のどにおすすめの漢方薬

口内炎や喉の痛み、咽喉部の腫れや乾燥など、口やのどに関連する不調には、抗炎症作用潤いを与える作用をもつ漢方が選ばれます。
体質や症状に応じて、熱を冷ましたり、水分代謝を整える処方を使い分けます。

医薬品名 特徴・効能効果
甘露飲
(かんろいん)
口腔内炎症のファーストチョイス
体力中等度以下のものの次の諸症:口内炎,舌の荒れや痛み,歯周炎
滋陰降火湯
(じいんこうかとう)
慢性炎症による体液不足でほてる方に
体力虚弱で,のどにうるおいがなく,たんが切れにくくてせきこみ,皮膚が浅黒く乾燥し,便秘傾向のあるものの次の諸症:気管支炎,せき
蘇子降気湯
(そしこうきとう)
足腰が虚弱で冷え、呼吸困難がある方に
体力虚弱で,足冷えや顔ののぼせがあり,息苦しさのあるものの次の諸症:慢性気管支炎,気管支ぜんそく
竹葉石膏湯
(ちくようせっこうとう)
風邪の後に、いつまでも残るしつこい咳に
体力虚弱で,かぜが治りきらず,たんが切れにくく,ときに熱感,強いせきこみ,口が渇くものの次の諸症:からぜき,気管支炎,気管支ぜんそく,口渇,軽い熱中症
半夏厚朴湯
(はんげこうぼくとう)
のどがイガイガして、よく咳払いをする方に
気分がふさいで,咽喉・食道部に異物感があり,ときに動悸,めまい,嘔気などを伴う次の諸症:不安神経症,神経性胃炎,つわり,せき,しわがれ声
味麦地黄丸
(みばくじおうがん)
繰り返す咳、口の乾き、肌のかゆみの体質改善に
体力中等度以下で,疲れやすく胃腸障害がなく,ときにせき,口渇があるものの次の諸症:からぜき,息切れ,下肢痛,腰痛,しびれ,排尿困難,頻尿,むくみ,高齢者のかすみ目,かゆみ
苓桂味甘湯
(りょうけいみかんとう)
手足が冷えて顔がのぼせるタイプの空咳、のどのふさがり感に
体力中等度以下で,手足が冷えて顔が赤くなるものの次の諸症:のぼせ,動悸,からぜき,のどのふさがり感,耳のふさがり感

手足・肩・腰の痛みにおすすめの漢方薬

関節痛、腰痛、筋肉のこわばりや疲労感など、体の末端や可動部の不調には、血行促進水分代謝の改善を目的とした漢方処方が効果的です。
症状の性質や体質に応じて、冷えや湿気、瘀血(おけつ)などを整える処方を選びます。

医薬品名 特徴・効能効果
治打撲一方
(ぢだぼくいっぽう)
打撲に。熱感と腫れのある方。
体力に関わらず使用でき,はれ,痛みがあるものの次の諸症:打撲,捻挫
芍薬甘草湯
(しゃくやくかんぞうとう)
痛みのファーストチョイス。こむら返り、腹痛に。
体力に関わらず使用でき,筋肉の急激なけいれんを伴う痛みのあるものの次の諸症:こむらがえり,筋肉のけいれん,腹痛,腰痛
疎経活血湯
(そけいかっけつとう)
全身の疼痛・しびれのファーストチョイス
腰痛,関節痛,神経痛,筋肉痛
独活葛根湯
(どっかつかっこんとう)
肩こりのファーストチョイス
体力中等度又はやや虚弱なものの次の諸症:四十肩,五十肩,肩こり,寝ちがえ
補陽還五湯
(ほようかんごとう)
血流が悪いためにおこる筋力の低下、言葉のもつれに。
体力虚弱なものの次の諸症:しびれ,筋力低下,頻尿,軽い尿漏れ
続命湯
(ぞくめいとう)
手足のしびれや言葉のもつれのある方に。
体力中等度以上のものの次の諸症:しびれ,筋力低下,高血圧に伴う症状(めまい,耳鳴り,肩こり,頭痛,頭重,頭部圧迫感),気管支炎,気管支ぜんそく,神経痛,関節のはれや痛み,頭痛,むくみ
桂枝芍薬知母湯
(けいししゃくやくちもとう)
手足の運動機能が衰えた方の関節の腫れ、変形による痛みに。
体力虚弱で,皮膚が乾燥し,四肢あるいは諸関節のはれが慢性に経過して,痛むものの次の諸症:関節のはれや痛み,関節炎,神経痛
五積散
(ごしゃくさん)
手足が冷えて、体が重だるい方の腰痛、関節痛に。
体力中等度又はやや虚弱で,冷えがあるものの次の諸症:腰痛,神経痛,関節痛,頭痛,感冒,月経痛,更年期障害,胃腸炎
分消湯
(ぶんしょうとう)
元気が残っている方の浮腫みなどによる腹部の膨満感に。
体力中等度以上で,尿量が少なくて,ときにみぞおちがつかえて便秘の傾向のあるものの次の諸症:むくみ,排尿困難,腹部膨満感
薏苡仁湯
(よくいにんとう)
重苦しく痛む関節痛、筋肉痛に。
体力中等度で,関節や筋肉のはれや痛みがあるものの次の諸症:関節痛,筋肉痛,神経痛

心の不調におすすめの漢方薬

ストレスや不安、不眠、気分の落ち込みなど、心の不調に対しても、漢方では体質と状態に応じた処方を行います。
「眠りが浅い」「動悸がする」「イライラする」「やる気が出ない」など、体と心のバランスを整える漢方薬が活用されます。

医薬品名 特徴・効能効果
酸棗仁湯
(さんそうにんとう)
不眠のファーストチョイス。疲れて眠れない方に。
体力中等度以下で,心身が疲れ,精神不安,不眠などがあるものの次の諸症:不眠症,神経症
帰脾湯
(きひとう)
身も心も弱り、心(精神)の疲れを訴える方に。
体力中等度以下で,心身が疲れ,血色が悪いものの次の諸症:不眠症,神経症,精神不安,貧血
逍遙散
(しょうようさん)
イライラして疲れやすい方に。
体力中等度以下で,肩がこり,疲れやすく精神不安などの精神神経症状,ときに便秘の傾向のあるものの次の諸症:冷え症,虚弱体質,不眠症,神経症,更年期障害,月経不順,月経困難,血の道症
抑肝散加陳皮半夏
(よくかんさんかちんぴはんげ)
ストレスの発散ができず、神経が高ぶる方に。
体力中等度をめやすとして,やや消化器が弱く,神経がたかぶり,怒りやすい,イライラなどがあるものの次の諸症:神経症,不眠症,小児夜泣き,小児疳症(神経過敏),歯ぎしり,更年期障害,血の道症
苓桂甘棗湯
(りょうけいかんそうとう)
下から突き上げてくるような動機を訴え、緊張で神経が高ぶる方に。
体力中等度以下で,のぼせや動悸があり神経がたかぶるものの次の諸症:動悸,精神不安
柴胡疎肝湯
(さいこそかんとう)
ストレスにより、胸脇や腹などが張るように痛む方に。
体力中等度で,胸腹部に重苦しさがあり,ときに頭痛や肩背がこわばるものの次の諸症:腹痛,側胸部痛,神経痛
温胆湯
(うんたんとう)
臆病者の取り越し苦労に。
胃腸衰弱者の不眠・神経症
黄連解毒湯
(おうれんげどくとう)
顔がのぼせ、熱感があり、落ち着かない方に。
体力中等度以上で,のぼせぎみで顔色赤く,いらいらして落ち着かない傾向のあるものの次の諸症:鼻出血,不眠症,神経症,胃炎,二日酔,血の道症,めまい,動悸,更年期障害,湿疹・皮膚炎,皮膚のかゆみ,口内炎

胃腸におすすめの漢方薬

胃もたれ、食欲不振、下痢や便秘など、胃腸の不調はさまざまな体質や原因が関与します。
漢方では冷え、気の滞り、虚弱体質などに応じて、適した処方を選びます。

医薬品名 特徴・効能効果
加味平胃散
(かみへいいさん)
食べ過ぎ、飲みすぎですぐに胃腸を壊すタイプの消化促進に。
体力中等度で,胃がもたれて食欲がなく,ときに胸やけがあるものの次の諸症:消化不良,腹部膨満感,食欲不振,胃腸虚弱,急・慢性胃炎
香砂六君子湯
(こうしゃりっくんしとう)
少し食べただけでも、すぐにお腹が一杯になり、胃がもたれ、嘔吐や下痢をする方に。
体力中等度以下で,気分が沈みがちで頭が重く,胃腸が弱く,食欲がなく,みぞおちがつかえて疲れやすく,貧血性で手足が冷えやすいものの次の諸症:胃炎,胃腸虚弱,胃下垂,消化不良,食欲不振,胃痛,嘔吐
柴芍六君子湯
(さいしゃくりっくんしとう)
ストレスに弱く、イライラすると、みぞおちがつかえ、腹痛などの消化器症状を訴える方に。
体力中等度以下で,神経質であり,胃腸が弱くみぞおちがつかえ,食欲不振,腹痛,貧血,冷え症の傾向のあるものの次の諸症:胃炎,神経性胃炎,胃痛,胃腸虚弱,胃下垂,消化不良,食欲不振,嘔吐
参苓白朮散料
(じんりょうびゃくじゅつさんりょう)
食欲が無くて下痢をする方に。
やせて顔色が悪く,食欲がなく下痢が続く傾向があるものの次の諸症:食欲不振,慢性下痢,病後の体力低下,疲労倦怠
葛根黄連黄芩湯
(かっこんおうれんおうごんとう)
肩こりや胃のつかえを伴う熱性下痢に。
体力中等度のものの次の諸症:急性胃腸炎,下痢,口内炎,舌炎,肩こり,不眠
茵蔯五苓散
(いんちんごれいさん)
口が乾き、尿量が減り、むくんだり、胸がつかえて吐いたりするタイプに。
体力中等度以上をめやすとして,のどが渇いて,尿量が少ないものの次の諸症:じんましん,二日酔,むくみ,嘔吐
延年半夏湯
(えんねんはんげとう)
肩こりがあって、胃が痛む方に。
体力中等度で,みぞおちに抵抗感があって,肩がこり,足が冷えるものの次の諸症:慢性胃炎,胃痛,食欲不振
柴苓湯
(さいれいとう)
肝腎の疲れによるむくみ、下痢に。
吐き気,食欲不振,のどのかわき,排尿が少ないなどの次の諸症:水瀉性下痢,急性胃腸炎,暑気あたり,むくみ
清暑益気湯
(せいしょえっきとう)
夏バテの代表処方。夏バテ、夏の体力づくりに。
体力虚弱で,疲れやすく,食欲不振,ときに口渇などがあるものの次の諸症:暑気あたり,暑さによる食欲不振・下痢,夏痩せ,全身倦怠,慢性疾患による体力低下・食欲不振
大建中湯
(だいけんちゅうとう)
お腹が冷えて、突然強い腹痛がして、時にムクムクと動く方に。
体力虚弱で,腹が冷えて痛むものの次の諸症:下腹部痛,腹部膨満感
人参湯
(にんじんとう)
手足が冷えて、冷たい食べ物や飲み物で下痢する方に。
体力虚弱で,疲れやすくて手足などが冷えやすいものの次の諸症:胃腸虚弱,下痢,嘔吐,胃痛,腹痛,急・慢性胃炎
補気建中湯
(ほきけんちゅうとう)
元気がない方の浮腫みなどによる腹部膨満感に。
体力虚弱で,胃腸が弱いものの次の諸症:腹部膨満感,むくみ

痔・便秘におすすめの漢方薬

排便トラブルや痔の悪化は、体質・ストレス・冷え・血行不良など、さまざまな原因が関係しています。
漢方では「どんな便秘か」「体力の状態」「痔の症状」に応じて処方を選び、根本から整えることを目指します。

医薬品名 特徴・効能効果
大黄甘草湯
(だいおうかんぞうとう)
便秘の基本処方。習慣性の便秘に。
便秘
通導散
(つうどうさん)
食欲があって便秘し、月経不順や肥満が気になる方に。
体力中等度以上で,下腹部に圧痛があって便秘しがちなものの次の諸症:月経不順,月経痛,更年期障害,打ち身(打撲),腰痛,便秘,高血圧の随伴症状(頭痛,めまい,肩こり)
千金内托散
(せんきんないたくさん)
高齢者や虚弱者に多い、いつまでも治りきらない化膿性疾患に。
体力虚弱で,患部が化膿するものの次の諸症:化膿性皮膚疾患の初期,痔,軽いとこずれ

排尿異常におすすめの漢方薬

頻尿・残尿感・排尿痛・夜間頻尿などの排尿トラブルには、冷えやストレス、加齢、水分代謝の乱れが関係していることがあります。
漢方ではこれらの原因にアプローチし、体質から整えて自然な排尿リズムを取り戻すことを目指します。

医薬品名 特徴・効能効果
五淋散
(ごりんさん)
急性の膀胱炎に。排尿痛があり尿色の濃い方に。
体力中等度のものの次の諸症:
頻尿,排尿痛,残尿感,尿のにごり
清心蓮子飲
(せいしんれんしいん)
胃腸虚弱でストレスなどによる膀胱炎症状に。
体力中等度以下で,胃腸が弱く,全身倦怠感があり,口や舌が乾き,尿が出しぶるものの次の諸症:頻尿,残尿感,排尿痛,尿のにごり,排尿困難,こしけ(おりもの)
竜胆瀉肝湯
(りゅうたんしゃかんとう)
色の濃いおりもの、かゆみ、排尿痛に。
比較的体力があり,下腹部筋肉が緊張する傾向があるものの次の諸症:排尿痛,残尿感,尿の濁り,こしけ
八味地黄丸
(はちみじおうがん)
腰から下が冷えて重だるく、夜間頻尿のある方に。
体力中等度以下で,疲れやすくて,四肢が冷えやすく,尿量減少又は多尿で,ときに口渇があるものの次の諸症:下肢痛,腰痛,しびれ,高齢者のかすみ目,かゆみ,排尿困難,残尿感,夜間尿,頻尿,むくみ,高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり,頭重,耳鳴り),軽い尿漏れ

皮膚に関する悩みにおすすめの漢方薬

アトピー性皮膚炎、湿疹、にきび、じんましんなど、皮膚に関する悩みに対して、
漢方では体質や炎症の状態に応じて、熱・乾燥・湿・血の巡りなどを考慮して処方を選びます。

医薬品名 特徴・効能効果
温清飲
(うんせいいん)
肌の色ツヤが悪く、手足の裏がほてる方に。
体力中等度で,皮膚はかさかさして色つやが悪く,のぼせるものの次の諸症:湿疹・皮膚炎,月経不順,月経困難,血の道症,更年期障害,神経症
黄連阿膠湯
(おうれんあきょうとう)
胸部に熱がこもって苦しく、眠れない、あるいは体がかゆい方に。
体力中等度以下で,冷えやすくのぼせ気味で胸苦しく不眠の傾向のあるものの次の諸症:かさかさした湿疹・皮膚炎,皮膚のかゆみ,不眠症,鼻血
荊防敗毒散
(けいぼうはいどくさん)
おできの代表的漢方、赤くはれて、化膿して、痛むものに。
比較的体力があるものの次の諸症:急性化膿性皮膚疾患の初期,湿疹・皮膚炎
三物黄芩湯
(さんもつおうごんとう)
手足がほてり、肌が渇き、イライラや痒みを訴える方に。
体力中等度又はやや虚弱で,手足のほてりがあるものの次の諸症:湿疹・皮膚炎,手足のあれ(手足の湿疹・皮膚炎),不眠
紫根牡蛎湯
(しこんぼれいとう)
なかなか治らない皮膚やリンパ腺の頑固な炎症に。
体力中等度以下のもので,消耗性疾患などに伴うものの次の諸症:乳腺の痛み,痔の痛み,湿疹・皮膚炎,貧血,疲労倦怠
消風散
(しょうふうさん)
湿疹に。赤みがあり、痒みの強い方に。
慢性湿疹(分泌物の多いもの)
神仙太乙膏
(しんせんたいつこう)
アトピーや過敏な肌などに多い痒みから、寝たきりの方に起きやすい床ずれまで。
かゆみ,軽いとこずれ,切り傷,虫刺され,やけど
清上防風湯
(せいじょうぼうふうとう)
赤くて勢いのあるニキビに。
にきび
当帰飲子
(とうきいんし)
カサカサ乾燥し、かゆい皮膚病に。
体力中等度以下で,冷え症で,皮膚が乾燥するものの次の諸症:湿疹・皮膚炎(分泌物の少ないもの),かゆみ
当帰四逆加呉茱萸生姜湯
(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
シモヤケに。冷えると下腹部が痛む方に。
手足の冷えを感じ,下肢が冷えると下肢又は下腹部が痛くなり易いものの次の諸症:しもやけ,頭痛,下腹部痛,腰痛
桂枝加黄耆湯
(けいしかおうぎとう)
肌のしまりが悪く、ジメジメした汗や寝汗をよくかく方に。
体力虚弱なものの次の諸症:湿疹・皮膚炎,あせも,ねあせ
薏苡仁
(よくいにん)
肌荒れ、イボに。
いぼ,皮膚のあれ

女性の症状

女性特有の冷えや生理不順、更年期に伴う不調などは体質やホルモンバランスの変化が関係しています。
漢方では根本から整えることで穏やかに改善を目指します。

医薬品名 特徴・効能効果
加味逍遙散
(かみしょうようさん)
・神経を使うために、何となくイライラする方
・月経が一定せず、月経前に体調が乱れる方に

体力中等度以下で,のぼせ感があり,肩がこり,疲れやすく,精神不安やいらだちなどの精神神経症状,ときに便秘の傾向のあるものの次の諸症:冷え症,虚弱体質,不眠症,更年期障害,月経不順,月経困難,血の道症
桂枝茯苓丸料
(けいしぶくりょうがんりょう)
うっ血しやすく、下腹部に痛みがある方に
比較的体力があり,ときに下腹部痛,肩こり,頭重,めまい,のぼせて足冷えなどを訴えるものの次の諸症:月経不順,月経異常,月経痛,更年期障害,血の道症,肩こり,打ち身(打撲症),めまい,頭重,しみ,湿疹・皮膚炎,にきび,しもやけ
当帰芍薬散料
(とうきしゃくやくさんりょう)
起床時やイライラすると血圧が高くなる方に
体力虚弱で,冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく,ときに下腹部痛,頭重,めまい,肩こり,耳鳴り,動悸などを訴えるものの次の諸症:
月経不順,月経異常,月経痛,更年期障害,産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ),めまい・立ちくらみ,むくみ,耳鳴り, 頭重,肩こり,腰痛,足腰の冷え症,しみ,しもやけ
女神散
(にょしんさん)
のぼせやめまいを伴う更年期障害、神経症に。
体力中等度以上で,のぼせとめまいのあるものの次の諸症:産前産後の神経症,更年期障害,月経不順,血の道症,神経症
婦人宝
(ふじんほう)
生理不順、生理痛、冷え性などに。
更年期障害による次の疾患:生理不順,生理痛,冷え症,貧血,腹痛,腰痛,肩こり,頭痛,めまい,のぼせ,耳鳴り
連珠飲
(れんじゅいん)
貧血傾向で動悸、めまい、息切れを伴う方に。
体力中等度又はやや虚弱で,ときにのぼせ,ふらつきがあるものの次の諸症:更年期障害,立ちくらみ,めまい,動悸,息切れ,貧血
芎帰調血飲第一加減
(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)
女性の薬。疲れやすく、イライラし、手足が冷える方に。
体力中等度以下のものの次の諸症。ただし産後の場合は体力に関わらず使用できる。:月経不順,産後の体力低下,血の道症

ミドル・シルバー

加齢による体力低下や慢性的な不調、虚弱体質の改善に役立つ漢方薬を紹介します。

医薬品名 特徴・効能効果
黄耆建中湯
(おうぎけんちゅうとう)
衰弱してとにかく疲れやすく、よく腹痛を訴える方に。
体力虚弱で,疲労しやすいものの次の諸症:虚弱体質,病後の衰弱,ねあせ,湿疹・皮膚炎,皮膚のただれ,腹痛,冷え症
玉屏風散
(ぎょくへいふうさん)
汗をよくかき、疲れやすくて、風邪をひきやすい方に。
身体虚弱で疲労し易いものの次の諸症:虚弱体質,疲労倦怠感,ねあせ
杞菊地黄丸
(こぎくじおうがん)
疲れると手足の裏がほてり、口が渇き、体のふらつく方に。
体力中等度以下で,疲れやすく胃腸障害がなく,尿量減少又は多尿で,ときに手足のほてりや口渇があるものの次の諸症:かすみ目,つかれ目,のぼせ,頭重,めまい,排尿困難,頻尿,むくみ,視力低下
六味丸
(ろくみがん)
老化の予防と発育促進に。
体力中等度以下で,疲れやすくて尿量減少又は多尿で,ときに手足のほてり,口渇があるものの次の諸症:排尿困難,残尿感,頻尿,むくみ,かゆみ,夜尿症,しびれ
八味地黄丸料
(はちみじおうがんりょう)
腰から下が冷えて重だるく、夜間頻尿のある方に。
体力中等度以下で,疲れやすくて,四肢が冷えやすく,尿量減少又は多尿で,ときに口渇があるものの次の諸症:下肢痛,腰痛,しびれ,高齢者のかすみ目,かゆみ,排尿困難,残尿感,夜間尿,頻尿,むくみ,高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり,頭重,耳鳴り),軽い尿漏れ
牛車腎気丸
(ごしゃじんきがん)
腰から下が冷えて重だるく、夜間頻尿があるか、足がむくむ方に。
体力中等度以下で,疲れやすくて,四肢が冷えやすく尿量減少し,むくみがあり,ときに口渇があるものの次の諸症:下肢痛,腰痛,しびれ,高齢者のかすみ目,かゆみ,排尿困難,頻尿,むくみ,高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり,頭重,耳鳴り)
独活寄生丸
(どっかつきせいがん)
体が虚弱で、腰や手足の痛みが頑固で治りにくい方に。
疲れやすく,下肢が冷えやすいものの次の諸症:腰痛,関節痛,下肢のしびれ・痛み
参茸大補丸錠
(さんじょうたいほがんじょう)
人生(腎精)を充実。芯から疲れた方に。
次の場合の滋養強壮:虚弱体質,肉体疲労,病中病後,胃腸虚弱,食欲不振,血色不良,冷え症
補中益気湯
(ほちゅうえっきとう)
疲れやすくて、手足がだるく、食欲のない方に。
体力虚弱で,元気がなく,胃腸のはたらきが衰えて,疲れやすいものの次の諸症:虚弱体質,疲労倦怠,病後・術後の衰弱,食欲不振,ねあせ,感冒
十全大補湯
(じゅうぜんだいほとう)
疲れると横になりたい方に。
体力虚弱なものの次の諸症:病後・術後の体力低下,貧血,疲労倦怠,食欲不振,ねあせ,手足の冷え
生脈散
(しょうみゃくさん)
虚弱体質、肉体疲労時の滋養強壮に。
次の場合の滋養強壮:虚弱体質,肉体疲労,病中病後,胃腸虚弱,食欲不振,血色不良,冷え症,発育期
定悸飲
(ていきいん)
動悸が目立って苦しい場合。不安感が強い方に。
体力中等度で,ときにめまい,ふらつき,のぼせがあるものの次の諸症:動悸,不安神経症

子供の症状

子どもは体力が未熟で抵抗力が弱く、ストレスや環境変化によってすぐに体調を崩します。
漢方では子どもの「虚弱体質」や「情緒の不安定さ」に着目し、自然治癒力を引き出す処方が選ばれます。

医薬品名 特徴・効能効果
柴胡清肝湯
(さいこせいかんとう)
皮膚・粘膜や神経が過敏な子供に。
体力中等度で,疳の強い傾向(神経過敏)にあるものの次の諸症:神経症,慢性扁桃炎,湿疹・皮膚炎,虚弱児の体質改善
小建中湯
(しょうけんちゅうとう)
偏食が多く、腹痛を訴える子供に。
体質虚弱で疲労しやすく,血色がすぐれず,腹痛,動悸,手足のほてり,冷え,頻尿および多尿などのいずれかを伴う次の諸症:小児虚弱体質,小児夜尿症,慢性胃腸炎,夜なき,神経質,疲労倦怠
六味丸
(ろくみがん)
発育促進に。
体力中等度以下で,疲れやすくて尿量減少又は多尿で,ときに手足のほてり,口渇があるものの次の諸症:排尿困難,残尿感,頻尿,むくみ,かゆみ,夜尿症,しびれ

風邪(かぜ)症状におすすめの漢方薬

漢方では風邪の原因や症状、体質に応じて処方を使い分けます。
「寒気がする」「熱がある」「汗が出る・出ない」「咳がつらい」など、症状に合った処方を選びましょう。

医薬品名 特徴・効能効果
葛根湯
(かっこんとう)
かぜの基本処方。かぜの初期に。普段食欲が旺盛で肩がこる方に。
感冒,鼻かぜ,頭痛,肩こり,筋肉痛,手や肩の痛み
藿香正気散
(かっこうしょうきさん)
重だるさを伴う胃腸型の風邪に。
夏の感冒,暑さによる食欲不振・下痢・全身倦怠
柴葛解肌湯
(さいかつげきとう)
高熱や激しい症状が全身に及ぶ風邪(インフルエンザ・新型コロナなど)
体力中等度以上で,激しい感冒様症状を示すものの次の諸症:発熱,悪寒,頭痛,四肢の痛み,全身倦怠,口渇,食欲不振,はきけ,鼻腔乾燥,不眠
金羚感冒散
(きんれいかんぼうさん)
ノドが赤くはれて痛む、熱っぽい風邪に。
かぜによるのどの痛み・口(のど)の渇き・せき・頭痛
柴胡桂枝湯
(さいこけいしとう)
風邪で熱感、頭痛、わきの下に汗のある方に。
多くは腹痛を伴う胃腸炎,微熱・寒気・頭痛・はきけなどのある感冒,風邪の後期の症状
参蘇飲
(じんそいん)
疲れダルさを訴える風邪、咳に。
体力虚弱で,胃腸が弱いものの次の諸症:感冒,せき
麻黄附子細辛湯
(まおうぶしさいしんとう)
冷えとダルさを伴う、鼻、ノドの症状に。
体力虚弱で,手足に冷えがあり,ときに悪寒があるものの次の諸症:感冒,アレルギー性鼻炎,気管支炎,気管支ぜんそく,神経痛

ダイエット(肥満改善)におすすめの漢方薬

漢方では肥満の原因を「体質」によって捉え、それぞれに合った処方を選びます。
たとえば、むくみやすいタイプ、胃腸が弱く脂肪がつきやすいタイプ、便秘がちなタイプなど、原因に応じてアプローチが異なります。

医薬品名 特徴・効能効果
防風通聖散
(ぼうふうつうしょうさん)
脂肪太りの肥満に。便秘し、尿量が減少する方に。
体力充実して,腹部に皮下脂肪が多く,便秘がちなものの次の諸症:高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘,蓄膿症(副鼻腔炎),湿疹・皮膚炎,ふきでもの(にきび),肥満症
防已黄耆湯
(ぼういおうぎとう)
汗かきで、体や膝が重だるい方に。
体力中等度以下で,疲れやすく,汗のかきやすい傾向があるものの次の諸症:肥満症(筋肉にしまりのない,いわゆる水ぶとり),多汗症,肥満に伴う関節の腫れや痛み,むくみ
九味檳榔湯
(くみびんろうとう)
下肢のだるさ、疲労倦怠感が強い方に。
体力中等度以上で,全身倦怠感があり,とくに下肢の倦怠感が著しいものの次の諸症:疲労倦怠感,むくみ,関節のはれや痛み,動悸,息切れ,神経症,更年期障害,胃腸炎

二日酔いにおすすめの漢方薬

お酒を飲みすぎた場合に起こる頭痛・吐き気・口の渇き・むくみ・胃の不快感など、さまざまな不快症状に対応する漢方薬をご紹介します。
体内にこもった「熱」や「湿(余分な水分)」のバランスを整え、つらい二日酔いをやわらげます。
お悩みのタイプに合った処方を選ぶのがポイントです。

医薬品名 特徴・効能効果
茵蔯五苓散
(いんちんごれいさん)
口が渇き、尿量が減り、むくんだり、胸がつかえて吐いたりするタイプに。
体力中等度以上をめやすとして,のどが渇いて,尿量が少ないものの次の諸症:じんましん,二日酔,むくみ,嘔吐
黄連解毒湯
(おうれんげどくとう)
顔がのぼせ、熱感があり、落ち着かない方に。
体力中等度以上で,のぼせぎみで顔色赤く,いらいらして落ち着かない傾向のあるものの次の諸症:鼻出血,不眠症,神経症,胃炎,二日酔,血の道症,めまい,動悸,更年期障害,湿疹・皮膚炎,皮膚のかゆみ,口内炎
柴苓湯
(さいれいとう)
肝腎の疲れによるむくみ、下痢に。
吐き気,食欲不振,のどのかわき,排尿が少ないなどの次の諸症:水瀉性下痢,急性胃腸炎,暑気あたり,むくみ

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