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- ED(勃起不全)の医薬品・漢方薬|市販シアリス・参茸大補丸・男性ホルモン製剤
症状から薬を知る
ED(勃起不全)に使われる薬・漢方薬
市販シアリス・男性ホルモン製剤まで解説

「以前より勃起しにくくなった」「十分な硬さが得られない」「途中で弱くなってしまう」――。 ED(勃起不全)は、まったく勃起しない場合だけでなく、満足な性行為に必要な勃起を得られない、または維持できない状態を含みます。
EDに関連する薬には、 EDそのものを治療対象とするPDE5阻害薬、 男性ホルモンの分泌不足などに伴う勃起力低下に使用する医薬品、 さらに症状や体質をみながら検討される漢方薬・生薬製剤があります。
2026年にはタダラフィルを配合した「シアリス」が日本初の市販ED治療薬として全国発売され、 ED治療の選択肢にも大きな変化がありました。
このページでは、EDの原因と治療全体を整理したうえで、 「正式な効能・効果としてED・陰萎などが認められている薬」と 「メーカー資料や漢方臨床上、EDへの応用が示されている薬」を分けて解説します。 通販・オンラインで購入できる薬、処方箋なしで購入できる薬、医療機関での処方が必要な薬の違いも紹介します。
このページで分かること
- ED(勃起不全)とはどのような状態か
- EDの主な原因と生活習慣との関係
- EDに使われる薬と正式な効能・効果の違い
- 市販シアリスと医療用ED治療薬の違い
- グローミン・オットピン-S・トノス・金蛇精の位置づけ
- 八味地黄丸・牛車腎気丸などの漢方薬とEDの関係
- 参茸大補丸・清心蓮子飲などがEDに応用される場合
- EDの薬を通販・処方箋なしで購入できるか
- 医療機関へ相談した方がよい状態
ED(勃起不全)とは?
EDとは、満足な性行為を行うために十分な勃起が得られない、またはその勃起を維持できない状態をいいます。
まったく勃起しない場合だけでなく、 勃起するまでに時間がかかる、以前より硬さが足りない、性交の途中で弱くなる、いわゆる「中折れ」が繰り返されるといった状態もEDに含まれます。
一度だけうまくいかなかったからといって直ちにEDというわけではありません。 一方、同じような状態が繰り返される場合には、心理的な要因だけではなく、 血管、神経、男性ホルモン、生活習慣病、使用している薬などが関係していることがあります。
糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満、喫煙など、血管の状態に影響する要因とEDが重なることがあります。 EDが続く場合には、勃起だけの問題として考えず、全身の健康状態を確認することも大切です。
EDが起こる主な原因
EDは一つの原因だけで起こるとは限りません。 大きくは、体の変化が関係する「器質性ED」、心理的な影響が中心となる「心因性ED」、 両方が重なる「混合性ED」などに分けて考えます。
血管・生活習慣
糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満、喫煙、運動不足などは、陰茎への血流に影響する要因になります。
男性ホルモン
テストステロンの低下によって、性欲低下などとともに勃起機能へ影響する場合があります。
心理的な要因
緊張、不安、ストレス、過去の失敗経験、パートナーとの関係などが勃起に影響することがあります。
神経・手術など
神経疾患、脊髄疾患、前立腺や骨盤内の手術などが勃起機能に影響する場合があります。
睡眠・その他の病気
睡眠時無呼吸症候群、慢性腎臓病、うつ病などとEDが併存する場合があります。
使用している薬
一部の医薬品が性機能へ影響することがあります。処方薬は自己判断で中止せず、処方元へ相談してください。
EDの治療では何をする?
EDの治療は、単に「勃起を起こす薬を使う」だけではありません。 原因や持病、使用している薬、性欲、心理状態などを確認しながら治療方法を考えます。
糖尿病、高血圧、脂質異常症、男性ホルモン低下、使用中の薬など、EDに影響する要因を確認します。
運動、体重管理、禁煙、睡眠、飲酒量の見直しや、生活習慣病を適切に管理することも重要です。
タダラフィル、シルデナフィル、バルデナフィルなど、性的刺激を受けた際の勃起を補助する薬があります。
性欲低下などを伴いテストステロン低下が疑われる場合には、必要に応じて検査や男性ホルモンに関連する治療を検討します。
冷え、足腰の衰え、排尿症状、疲労、虚弱、不安や緊張などを確認しながら、漢方薬や生薬製剤が検討されることがあります。
心因性EDでは心理・行動面への対応が検討され、薬で十分な効果が得られない場合には専門医療機関で別の治療法を検討することがあります。
「EDに使われる薬」=すべて同じED治療薬ではありません
ここは特に重要です
EDに関連して使用される医薬品でも、 何を正式な効能・効果として承認されているかは薬によって異なります。
市販シアリスや医療用のシルデナフィル・バルデナフィル・タダラフィルは、 ED・勃起不全そのものを治療対象とするPDE5阻害薬です。
一方、グローミンなどの男性ホルモン製剤は、 男性ホルモン分泌不足などに伴う勃起力減退・陰萎などに使用する医薬品であり、 すべてのEDにシアリスと同じように使用する薬ではありません。
医療用の八味地黄丸には効能・効果として「陰萎」が記載されています。 一方、一般用の八味地黄丸、牛車腎気丸、清心蓮子飲や参茸大補丸などでは、 EDそのものが一般用医薬品の正式な効能・効果ではない場合があります。
ただし、漢方・生薬製剤では、 メーカーの処方解説・資料や漢方臨床上、EDへの応用が示されている処方もあります。 本ページでは「正式適応」と「応用」を混同せず、分けて紹介します。
EDに使われる主な薬を一覧で確認
| 薬・成分 | EDでの位置づけ | 正式な効能・効果 |
|---|---|---|
| 市販シアリス タダラフィル10mg |
性的刺激を受けた際の勃起を補助するPDE5阻害薬。要指導医薬品。 | 「ぼっ起不全」あり |
| シルデナフィル バイアグラ等 |
医療機関で処方される代表的なPDE5阻害薬。 | 「勃起不全」あり |
| バルデナフィル | 医療機関で使用されるPDE5阻害薬。 | 「勃起不全」あり |
| 医療用タダラフィル シアリス等 |
医師の診察・処方のもとで使用するPDE5阻害薬。 | 「勃起不全」あり |
| グローミン テストステロン |
男性ホルモン分泌不足に伴う性機能低下に使用する外用薬。 | 勃起力減退・陰萎等あり |
| オットピン-S メチルテストステロン |
男子更年期などに伴う勃起力低下等に使用する外用薬。 | 勃起力不全・陰萎等あり |
| トノス テストステロン等 |
男性ホルモンと局所麻酔成分を含む外用薬。 | 勃起力減退等あり |
| 金蛇精 メチルテストステロン等 |
男子更年期や男性ホルモン分泌不足に伴う症状に使用する内服薬。 | 勃起力減退・陰萎等あり |
| 医療用 八味地黄丸 | 冷え、排尿症状、足腰の症状などを伴う状態に用いられる漢方薬。 | 「陰萎」記載あり |
| 一般用 牛車腎気丸 | 小太郎漢方製薬の処方解説では、老化症状などを目標としてED(勃起障害)にも応用されるとされています。 | EDは正式効能ではない |
| 清心蓮子飲 | 小太郎漢方製薬の処方解説では、性的神経衰弱(ED)などにも応用されるとされています。 | EDは正式効能ではない |
| 参茸大補丸 | 疲労・虚弱・冷えなどを伴う方の滋養強壮に用いる生薬製剤。小太郎のメーカー資料ではEDへの応用例も示されています。 | 正式効能は滋養強壮 |
EDそのものに使用するPDE5阻害薬です。
「ぼっ起不全」の効能あり医療機関で診察を受けて使用するED治療薬です。
「勃起不全」の効能あり男性ホルモン不足や男子更年期などに伴う勃起力低下に使用する医薬品です。
勃起力減退・陰萎等の効能あり医療用製剤の効能・効果には「陰萎」が記載されています。
「陰萎」記載あり小太郎漢方製薬の処方解説ではEDへの応用が紹介されています。
EDは正式効能ではない疲労・虚弱・冷えなどの滋養強壮に用いる生薬製剤で、メーカー資料ではEDへの応用も示されています。
正式効能は滋養強壮EDの効能・効果がある市販薬
市販シアリス(タダラフィル)
シアリスは、有効成分タダラフィル10mgを配合したPDE5阻害薬です。 2026年に要指導医薬品として承認され、2026年8月31日から全国発売されています。
効能・効果は 「ぼっ起不全(満足な性行為を行うに十分なぼっ起とその維持が出来ない人)」 で、EDそのものを対象とする市販薬です。
成人男性(18歳以上)が1回1錠を性行為の約1時間前に服用します。 性的刺激があった際の勃起を補助する薬であり、 服用しただけで自動的に勃起する薬ではありません。
効果は服用後およそ30分から現れ、最大36時間持続することがあります。 これは36時間勃起が続くという意味ではなく、その時間帯に性的刺激があった場合に勃起を補助するという意味です。
シアリスは要指導医薬品です。 購入する本人について、薬剤師が持病・併用薬などを確認し、必要な情報提供・指導を行います。 特に硝酸薬・一酸化窒素(NO)供与薬など、併用できない薬があります。
市販シアリスの当薬局での取扱状況については、LINE等からお問い合わせください。
医療機関で処方されるED治療薬
バイアグラなどの医療用PDE5阻害薬
医療機関では、ED治療薬としてシルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィルなどのPDE5阻害薬が使用されています。 いずれも性的刺激に対する勃起を補助する薬ですが、用量や作用時間などが異なります。
シルデナフィル
バイアグラ・ジェネリック医薬品
代表的なED治療薬の一つです。日本では医師の診察・処方が必要な医療用医薬品です。
バルデナフィル
レビトラの成分として知られる薬
EDを正式な適応とするPDE5阻害薬です。現在は主にジェネリック医薬品が使用されています。
タダラフィル
医療用シアリス・ジェネリック医薬品
医療用製剤には複数の用量があります。市販シアリス10mgとは販売方法や使用判断が異なります。
市販シアリスと医療用ED治療薬は分けて考えます
シアリスが市販化されたからといって、すべてのタダラフィル製剤や、 バイアグラ・バルデナフィルが市販化されたわけではありません。
医療用のシルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィル製剤は、 引き続き医療機関での診察・処方が基本です。
男性ホルモン製剤はシアリスと何が違う?
カミツレ薬局では、グローミン、オットピン-S、トノス、金蛇精など、 男性ホルモンを配合した第1類医薬品を取り扱っています。
これらはシアリスのようにPDE5を阻害して性的刺激時の勃起を補助する薬とは異なります。 男性ホルモンの分泌不足や男子更年期などを背景とした性機能の低下に使用する医薬品です。
グローミン
テストステロン1%・第1類医薬品
男性ホルモン分泌不足による勃起力減退、早漏、陰萎、性欲欠乏、性感減退などが効能・効果に含まれる外用薬です。
オットピン-S
メチルテストステロン・第1類医薬品
更年期以降における精力減退、勃起力不全、早漏、陰萎、更年期障害などに使用される外用薬です。
トノス
テストステロン+局所麻酔成分・第1類医薬品
男子更年期障害や、早漏・勃起力減退などの男性性器神経衰弱症に使用されます。 局所麻酔成分を配合している点が他の男性ホルモン外用薬との違いです。
金蛇精(糖衣錠)
メチルテストステロン+生薬・ビタミン類・第1類医薬品
男子更年期障害や、男子更年期以降の男性ホルモン分泌不足に伴う性欲欠乏、勃起力減退、陰萎などに使用される内服薬です。
ED(勃起不全)に使われる漢方薬・生薬製剤
漢方では「ED」という病名だけで処方を決めるのではなく、 冷え、足腰の衰え、排尿症状、疲労、虚弱、胃腸の状態、不安や緊張なども確認しながら選択します。
また、漢方薬・生薬製剤には、 医薬品として「陰萎」が正式な効能・効果に記載されているものと、 正式効能にはEDの記載がないものの、メーカーの処方解説や資料、漢方臨床上でEDへの応用が示されているもの があります。
「陰萎」が正式な効能・効果にある医療用八味地黄丸
八味地黄丸(はちみじおうがん)は、 中高年で疲れやすく、手足の冷え、腰痛、排尿のしにくさ、頻尿などを伴う状態に用いられる漢方薬です。
医療用の八味地黄丸には、効能・効果として「陰萎」が正式に記載されています。
ただし、添付文書上の「陰萎」と、現在のEDのすべての原因・病型をそのまま同じものとして考えるわけではありません。 EDには血管、神経、心理、男性ホルモンなどさまざまな原因があるため、 その人の症状や体質を確認して使用を考えます。
一般用の八味地黄丸とは効能・効果が異なります
カミツレ薬局公式オンラインショップで販売している八味地黄丸は一般用医薬品です。
一般用製剤の効能・効果には、下肢痛、腰痛、しびれ、排尿困難、夜間尿、頻尿、むくみなどが記載されていますが、 ED・勃起不全・陰萎の直接的な記載はありません。
同じ「八味地黄丸」という処方名でも、医療用製剤と一般用製剤では承認されている効能・効果を分けて考える必要があります。
メーカーがEDへの応用を示している漢方薬・生薬製剤
正式な効能・効果に「ED」と書かれていなくても、 メーカーの処方解説や資料で、症状・体質をみながらEDへ応用されることが示されている漢方薬・生薬製剤があります。
冷え・足腰・排尿症状
牛車腎気丸
ごしゃじんきがん
牛車腎気丸は、八味地黄丸に牛膝(ごしつ)と車前子(しゃぜんし)を加えた処方です。 冷え、足腰のしびれ・痛み、むくみ、排尿症状などを伴う場合に用いられます。
小太郎漢方製薬の処方解説では、老化症状などを目標として、ED(勃起障害)にも応用されると説明されています。
※一般用牛車腎気丸の正式な効能・効果にED・勃起不全が記載されているという意味ではありません。
牛車腎気丸の商品ページを見る疲労・虚弱・冷え
参茸大補丸錠
さんじょうたいほがんじょう
参茸大補丸錠「コタロー」は、 鹿茸(ろくじょう)・牛黄(ごおう)という動物生薬に、 紅参(こうじん)・黄耆(おうぎ)を配合した第3類医薬品の生薬製剤です。
正式な効能・効果は、 虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症の滋養強壮です。
一方、小太郎漢方製薬のメーカー資料では、 EDへの応用例も示されています。 疲れやすい、体力が低下している、冷えを感じるなど、 全身の虚弱や疲労を伴う場合に、滋養強壮を目的として検討される生薬製剤です。
※ED・勃起不全そのものは、参茸大補丸錠「コタロー」の承認された効能・効果ではありません。
参茸大補丸の商品ページを見る虚弱・緊張・排尿症状
清心蓮子飲
せいしんれんしいん
清心蓮子飲は、胃腸が弱く、全身倦怠感があり、 頻尿、残尿感、排尿しにくいなどの症状を伴う方に用いられる漢方薬です。
小太郎漢方製薬の処方解説では、遺精や性的神経衰弱(ED)などにも用いられることがあると説明されています。
不安や緊張など精神的な要素と、疲れやすさ・排尿症状などが重なっている場合に検討されることがあります。
※一般用清心蓮子飲の正式な効能・効果にED・勃起不全が記載されているという意味ではありません。
清心蓮子飲の商品ページを見るそのほか症状や体質によって検討されることがある漢方薬
カミツレ薬局で相談・購入できるED関連の薬
カミツレ薬局では、EDや男性の性機能低下に関連する一般用医薬品・漢方薬・生薬製剤を取り扱っています。 薬によって販売区分や購入方法が異なります。
男性ホルモンを配合した第1類医薬品
漢方薬・生薬製剤
医療用八味地黄丸は店舗で処方箋なしで購入できます
ツムラ7 八味地黄丸
医療用の八味地黄丸です。 効能・効果には、腎炎、糖尿病、坐骨神経痛、腰痛、前立腺肥大などとともに 「陰萎」が記載されています。
カミツレ薬局では、処方箋医薬品以外の医療用医薬品として、 使用されるご本人様への薬剤師による対面確認後、処方箋なしで購入できます。
医療用医薬品のため、通販・郵送販売は行っていません。
店舗での取扱情報を見る市販シアリスについて
シアリス 10mg
タダラフィル10mgを配合した、処方箋なしで購入できる市販ED治療薬です。 2026年8月31日から全国発売されています。
要指導医薬品のため、購入には使用するご本人様について薬剤師による確認・情報提供・指導が必要です。
2026年10月6日時点で、カミツレ薬局公式オンラインショップでは要指導医薬品のオンライン販売には対応していません。 当薬局での現在の取扱状況についてはLINEからお問い合わせください。
EDの薬は通販・処方箋なしで購入できる?
EDに関連する薬は、すべて同じ方法で購入できるわけではありません。 一般用医薬品、要指導医薬品、医療用医薬品で販売方法が異なります。
一般用医薬品
グローミン、オットピン-S、トノス、金蛇精、 参茸大補丸、八味地黄丸、牛車腎気丸、清心蓮子飲などは、 製品によって通販・オンラインで購入できます。
第1類医薬品については、注文後に薬剤師による使用可否の確認と情報提供を受け、 内容を確認・承諾したうえで購入します。
要指導医薬品「シアリス」
市販シアリスは処方箋医薬品ではないため、購入のための処方箋は必要ありません。 ただし、薬剤師による確認・指導が必要な要指導医薬品です。
制度上、一定の要件を満たした場合には一部の要指導医薬品をオンラインで販売できる仕組みがありますが、 カミツレ薬局公式オンラインショップでは現在、要指導医薬品のオンライン販売には対応していません。
バイアグラなどの医療用ED治療薬
医療用のシルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィルは、 医療機関で診察を受け、医師の処方を受けて使用する薬です。
カミツレ薬局公式オンラインショップから通販・郵送販売することはできません。
医療用 八味地黄丸
カミツレ薬局で取り扱うツムラ7八味地黄丸は、薬剤師による対面確認後、 処方箋なしで購入できます。 ただし、医療用医薬品のため通販・郵送販売は行っていません。
薬を探す前に医療機関へ相談した方がよい状態
EDは市販薬や漢方薬を検討できる場合もありますが、 背景に別の病気が隠れていることもあります。 次のような場合には、泌尿器科、男性更年期外来、かかりつけ医などへの相談を検討してください。
- 以前は問題がなかったのに、急にEDが続くようになった
- 糖尿病、高血圧、脂質異常症、心臓病などがある
- 性欲の低下、強い疲労感なども目立つ
- 陰茎に痛み、強い曲がり、しこり、外傷後の変化などがある
- EDに影響している可能性のある処方薬を使用している
- 市販薬を使用しても十分な改善が得られない
- ED治療薬の使用後、勃起が4時間以上続いている
EDの薬・漢方薬についてよくある質問
EDに使える市販薬はありますか?
あります。2026年にタダラフィル10mgを配合した「シアリス」が要指導医薬品として市販化されました。 また、男性ホルモン不足などに伴う勃起力低下には、グローミン、オットピン-S、トノス、金蛇精などがあります。 薬によって作用や対象となる状態は異なります。
市販シアリスは処方箋なしで買えますか?
はい。市販シアリスは処方箋医薬品ではないため、処方箋は必要ありません。 ただし要指導医薬品であり、購入するご本人様について薬剤師が使用可否を確認し、必要な情報提供・指導を行ったうえで販売されます。
シアリスは通販・オンラインで購入できますか?
一定の要件を満たした場合にオンライン販売が可能な要指導医薬品がありますが、 カミツレ薬局公式オンラインショップでは2026年10月6日時点で要指導医薬品のオンライン販売には対応していません。
バイアグラは市販されていますか?
2026年10月現在、バイアグラ(シルデナフィル)は医師の処方が必要な医療用医薬品です。 市販化されたED治療薬はタダラフィル10mgを配合した要指導医薬品「シアリス」です。
八味地黄丸はEDに使われますか?
医療用の八味地黄丸には、効能・効果として「陰萎」が正式に記載されています。 一方、カミツレ薬局で通販している一般用八味地黄丸にはED・陰萎の直接的な効能は記載されていません。 冷え、足腰の症状、頻尿・夜間尿などを確認しながら選択します。
牛車腎気丸はEDに使われますか?
小太郎漢方製薬の処方解説では、下半身の排尿症状・むくみ・痛みや老化症状などを目標として、 ED(勃起障害)にも応用されると紹介されています。 ただし、一般用牛車腎気丸の正式な効能・効果にEDが記載されているわけではありません。
参茸大補丸はEDに使われますか?
参茸大補丸錠「コタロー」は、鹿茸・牛黄・紅参・黄耆を配合した生薬製剤で、 正式には虚弱体質、肉体疲労、冷え症などの滋養強壮に使用する医薬品です。 小太郎漢方製薬のメーカー資料ではEDへの応用例も示されていますが、 ED・勃起不全そのものが承認された効能・効果という意味ではありません。
清心蓮子飲はEDに使われますか?
小太郎漢方製薬の処方解説では、清心蓮子飲は排尿症状などのほか、 遺精や性的神経衰弱(ED)にも用いられることがあると紹介されています。 一般用製剤の正式な効能・効果は、頻尿、残尿感、排尿痛、排尿困難などであり、EDそのものではありません。
グローミンやトノスはシアリスと同じED治療薬ですか?
同じではありません。 シアリスは性的刺激を受けた際の勃起を補助するPDE5阻害薬です。 グローミンやトノスなどは男性ホルモンを配合し、 男性ホルモン不足などに伴う勃起力減退等に使用する医薬品です。
EDの薬・漢方薬について迷ったら
「市販シアリスについて聞きたい」
「グローミンとトノスは何が違う?」
「八味地黄丸と牛車腎気丸のどちらが近い?」
「参茸大補丸は自分の症状に合う?」
「今飲んでいる薬と一緒に使える?」 など、購入前にカミツレ薬局へご相談いただけます。
年齢、EDの状態、性欲低下の有無、疲労や冷え、排尿症状、持病、現在使用している薬などをお知らせいただくと確認しやすくなります。
参考文献・情報源
- 日本性機能学会・日本泌尿器科学会「男性性機能障害診療ガイドライン2025年版」
- 厚生労働省「要指導医薬品一覧」
- エスエス製薬「シアリス 製品情報・使用者向け情報」
- 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA) 各ED治療薬添付文書
- 小太郎漢方製薬「八味地黄丸 医療用医薬品添付文書」
- 小太郎漢方製薬「牛車腎気丸 処方解説」
- 小太郎漢方製薬「清心蓮子飲 処方解説」
- 小太郎漢方製薬「参茸大補丸錠『コタロー』添付文書・製品資料」
- 大東製薬工業「グローミン 製品情報・添付文書」
- 大東製薬工業「トノス 製品情報・添付文書」
- ムサシノ製薬「オットピン-S 製品情報」
- 摩耶堂製薬「金蛇精(糖衣錠)製品情報・添付文書」
- カミツレ薬局公式オンラインショップ 各一般用医薬品の商品情報・添付文書情報
- カミツレ薬局「要指導医薬品のオンライン販売制度変更について」
本ページは、男性性機能障害診療ガイドライン、医薬品添付文書、PMDA公開情報、 厚生労働省、製薬会社・専門機関の資料等をもとに、カミツレ薬局の薬剤師が一般の方向けに整理したものです。
「EDに関連して使用されること」や「メーカー資料等でEDへの応用が紹介されていること」と、 「その医薬品にED・勃起不全・陰萎が承認された効能・効果として記載されていること」は同じではありません。 本ページではこれらを区別して掲載しています。
情報確認日:2026年10月6日



