

グローミンの特徴
グローミン®は男性ホルモン補充に効果あり!
1)体内で産生されるものと同じテストステロンを配合
グローミン®の有効成分となるのテストステロンは、体内で産生されるテストステロンと同じ化学構造。自然で体にやさしい男性ホルモンの補充が期待できます。
2) 塗り薬だから出来る、自然なホルモン補充
テストステロンを飲み薬にすると、体内を巡る前にテストステロンが肝臓で全て分解されてしまうので、効果が期待できません。本剤は塗り薬なので、皮膚から吸収されたテストステロンが血中に入り、体内を巡ってから最後に肝臓で分解されます。また、本来の分泌リズムに合わせて毎日少しずつ塗ることにより、自然で体にやさしい男性ホルモンの補充が期待できます。
3) 塗心地の良いクリームタイプで無香料
幅広いお客様から末永くご支持いただくことを目指して、日常の使い心地にこだわりました。そのため、長年の実績がある低刺激な基剤を吟味し、敢えて香料は無添加。さらに、きめ細かく伸びやかな塗心地をめざして真空乳化装置を用いたクリームにしました。
<グローミンについての記事>
グローミンの添付文書情報
効能・効果
男性ホルモン分泌不足による性器の神経衰弱の諸症即ち勃起力減退・早漏・陰萎・性欲欠乏・性感減退・遺精・睾丸欠落症・先天性睾丸発育不全・脳下垂体性腺ホルモンが無効の潜伏睾丸・女性恥部無毛症・乳汁の分泌抑制。
◎用語の解説
「勃起力減退」とは勃起機能の衰えを指します。
「陰萎」とは陰茎の張力の低下や勃起の低下を指します。
「遺精」とは勃起が不十分なうちに射精してしまうことを指します。
「潜伏睾丸」とは両側の睾丸が腹の中に停留していることを指します。
用法・用量
適当量を局所に塗擦する。
【用法関連注意】
- 定められた用法・用量を厳守してください。
- 目に入らないように注意してください。万一、目に入った場合には、すぐに水またはぬるま湯で洗ってください。なお、症状が重い場合には、眼科医の診療を受けてください。
- ご使用前後には、手指をよく洗ってください。
- 塗布部を清潔にしてからお使いください。
- 外用にのみ使用してください。
成分・分量
100g中に次の有効成分を含んでいます。
| 有効成分 | 分量(100g中) | 本質 |
|---|---|---|
| テストステロン | 1g | 男性ホルモン |
添加物として白色ワセリン、ステアリルアルコール、プロピレングリコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60、モノステアリン酸グリセリン、メチルパラベン、プロピルパラベンを含有します。
してはいけないこと
- 次の人は使用しないでください。
- 本剤の成分に対しアレルギー症状を起こしたことがある人。
- ご使用前に本剤をチューブから5mm程度出し、内股などの皮膚のうすい所にすり込んで、翌日中に薬疹、発赤、かゆみ、かぶれ、はれなどの症状が現れた人。
- アンドロゲン依存性腫瘍[例えば前立腺腫瘍、乳腫瘍(悪性)]及びその疑いのある人。
- 妊娠または妊娠している可能性のある女性、授乳中の人。
- 小児(医師の判断に従ってください)。
- 排尿困難を伴う前立腺肥大のある人。
- 前立腺検査 ※ の結果、前立腺特異抗原(PSA)の値が2.0ng/mL以上の人(医師の判断に従ってください)。
- ※本剤の有効成分(テストステロン)は前立腺腫瘍を進行させるおそれがあります。
- a)特に50歳以上の男性は前立腺腫瘍の罹患率が高まるため、本剤のご使用前に前立腺検査を受ける必要があります。
- b)継続的にご使用の人は定期的な検査を受ける必要があります。
- c)検査の結果、異常があった場合には直ちに本剤のご使用を中止して、医師または薬剤師に相談してください。
- 睡眠時無呼吸症候群である人。
- 次の部位には使用しないでください。
- 目や目の周囲、粘膜(口腔、鼻孔等)。
- 陰茎部先端(尿道口)。
- 外傷、炎症、湿疹、ただれ、化膿などのある部位。
- 本剤を使用している間は、次の医薬品を使用しないでください。
男性ホルモンを含んだ医薬品
- 使用者以外へ付着させないでください。
- 使用後は石鹸とぬるま湯で手を十分に洗ってください。
- 本剤を使用者以外の人に付着させないように注意してください。付着した場合は直ちに洗い流してください。
- 塗布部が他の人と接触する可能性があるときは、塗布部を石鹸とぬるま湯で十分に洗い流してください。
相談すること
- 次の人は使用前に医師または薬剤師に相談してください。
- 医師の治療を受けている人。
- 前立腺肥大ではあるが、排尿困難を伴わない人。
- 薬や化粧品によりアレルギー症状(発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、はれ、水疱など)を起こしたことがある人。
- 本人または家族がアレルギー体質の人。
- 重度の心臓病、腎臓病、肝臓病、高血圧またはその既往歴のある人。
- 使用後、次の症状があらわれた場合は、副作用の可能性があるので、直ちに使用を中止し、この文書を持って医師または薬剤師に相談してください。
関係部位 症状 皮膚 発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、はれ、水疱、にきび - 1ヶ月程度使用しても症状の改善がみられない場合は、この文書を持って医師または薬剤師に相談してください。
- 月経異常、あるいは変声等の男性化の兆候があらわれた場合は、直ちに使用を中止し、この文書を持って医師または薬剤師に相談してください。
- 誤った使い方をしてしまった場合は、直ちに使用を中止し、この文書を持って医師または薬剤師に相談してください。
グローミン使用についてのセルフチェック
【保管及び取扱い上の注意】
- 直射日光をさけ、湿気の少ない涼しい所に密栓して保管してください。
- 小児の手の届かない所に保管してください。
- 他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり、品質が変わることがあります)
- 使用期限を過ぎた製品は使用しないでください。
- 本剤が出すぎた場合は、チューブに戻さないでください。
■その他■
本剤は法廷表示を記載するため、内容量に対して大きな容器を用いています。そのため、容器内にすき間がございますが、品質保持のための窒素ガスを封入し、また内容量を厳重に管理しております。
よくあるご質問(Q&A)
グローミンに承認された効能に当てはまる場合は、ご使用いただけます。グローミンには女性恥部無毛症・乳汁の分泌抑制という効能が承認されており、女性が使用すること自体を禁じるものではありません。
グローミンを朝晩に塗るタイミングにつきましては健常成人男性のサーカディアンリズム(概日リズム)に近づけることを考えています。これは、強い効果を追究する意図よりも、人間本来の分泌リズムに近づけて不測のリスクを避ける考えによります。
健常成人男性はテストステロンが日内変動していますが、午後8時頃に底を迎えたテストステロン値は、午前5時頃にピークを迎えます。
そのため、一般的な就寝時刻を午後8時〜午前1時と考え、この時間帯の入浴後に清浄にした状態でグローミンを塗布して血中濃度を上昇させて行き、起床時刻と思われる午前5時〜午前9時を目安に塗布することで、午前中のテストステロン値を高めにさせて健常成人男性の状態に近づけることを目的としています。
いずれにせよ、健康的なサーカディアンリズムが前提となりますので、最善の効果を目指すためには規則正しい生活リズムと十分な睡眠でサーカディアンリズムを整え安定させることが極めて重要です。
陰のう(睾丸)が吸収がよく効率的に補充できるので、お勧めしています。
陰のうへの塗布を避けたいと考える人には、髭剃り直後の顎下部分への塗布をお勧めしています。
ひとつの部位に塗ることを前提として検証していますので、複数の部位へ同時に塗布した場合は有用性の根拠がなく、お勧め出来ません。
本剤は、塗布して約1〜2時間で有効成分であるテストステロンの血中濃度がピークを迎え、さらに塗布後4〜6時間で元のレベルに戻ります。
そのため、十分な吸収を目指すためには、塗布後最低でも2時間以上、できれば4時間以上の間隔を置いてから入浴して塗布部を洗い流すのがよろしいでしょう。
症状や年齢、体質などにより個人差もあり、特に期間を保証する明確なデータはございません。
ただし、本剤の臨床研究では3ヶ月間のご使用で有意に効果があったという報告があり、中には自律回復して本剤から離脱できたという症例があることも伺っております。
睡眠時無呼吸症候群の人は、男性ホルモンが症状を悪化させると言われているため、グローミンのご使用はできません。
バイアグラ、レビトラ、シアリスなどのED治療薬(PDE5阻害剤)との併用は可能です。
また、PDE5阻害剤と男性ホルモン剤の併用は、EDの有効性を高めるという学術報告もあり、併用が有用との見解も示されています。
早漏にお悩みで射精を遅らせたい場合には、局所麻痺剤の作用のある「トノス」が効果的です。「グローミン」には、局所麻痺剤を配合しておりません。
一方、勃起力の回復など、男性ホルモンの補充を主な目的とする場合は、男性ホルモンだけを配合した「グローミン」がお勧めです。「グローミン」は「トノス」より、男性ホルモンの補充量が多く効果が期待できます。
原則的に、男性ホルモンの過剰投与を避けるため、複数の男性ホルモン剤を併用しないように注意が必要です。
ただし、日々のホルモン補充を「グローミン」で行い、性行為の当日は「グローミン」を休薬し、あるいは事前にグローミンの塗布部を洗い流し、亀頭部へ「トノス」を頓用のうえ、局所麻痺剤が作用次第、塗布部を洗い流すことで、過剰投与を避けながら併用し、双方の良さを両立することが期待できます。
■よくあるご質問(Q&A)について■
グローミンの製造メーカーである大東製薬工業株式会社ホームページ内のFAQを参考にした回答をまとめました。
<商品概要>
メーカー:大東製薬工業
商品名:グローミン
医薬品分類:第1類医薬品
区分:OTC医薬品
小児用区分:大人用(大人(15歳以上)の用量・用法しかない)
薬剤形状:クリーム剤
内容量:10g



