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  • 「瘀血(おけつ)」とは?原因・症状・改善法を解説|おすすめ漢方薬と食事のポイント

瘀血(おけつ)とは?

漢方では、カラダは「気(き)」・「血(けつ)」・「水(すい)」の3つの構成要素で支えられていると考えます。
「血」は西洋医学でいう血液に近い概念ですが、漢方では栄養や熱、潤いなどを運ぶ機能もプラスして考えます。この血の流れが悪くなり滞って、組織や臓器に十分な栄養がいきわたらない状態を「瘀血(おけつ)」と言います。
「瘀血」を現代的な言葉で簡単に説明すると「血行障害」とも言えるでしょう
また、「瘀血」は他の病態とは違い先天的な原因でなることはほとんどありません。先天的に気虚、気滞、血虚などの病態があるところに、生活習慣病の影響を受けて後天的に生じるものです。

瘀血の症状1:手足の冷え、のぼせ

血行が悪くなり血流が滞ると、特に手足などの末端の血行が悪くなりやすく、手足の冷えにつながります。
一方、上半身に比べると下半身の血の流れが悪くなりやすいため、手足は冷えているにもかかわらず、顔はのぼせているという状態にもなりやすいといわれています。 
そのため、「瘀血」を改善することで冷え、のぼせ、シモヤケなどの改善にもつながります。
 

瘀血の症状2:肩こり・頭痛などの痛み

血行が悪くなり血流が滞ると、痛みが出やすくなると漢方では言われています。
頭痛や肩こりなどの痛みが慢性的に出やすくなり、夜間に痛みが増悪しやすいのも特徴です。
そのため、「瘀血」を改善することで肩こりや頭重、頭痛などの改善にもつながります。
 

瘀血の症状3:シミ、にきび、湿疹などの皮膚疾患

血行が悪くなり血流が滞ると、肌に十分な栄養が届きにくくなり、肌の正常なターンオーバーが妨げられ、メラニンなどの老廃物の排出することができず、シミやそばかす、さらにはクマやくすみもできやすくなると言われています。
また、老廃物の残留により、脂性肌になりやすいため、ニキビやイボなどの吹き出物や、皮膚が厚くなる角化症などの肌トラブルを引き起こしやすくなります。
そのため、「瘀血」を改善することで、肌トラブルを防ぎ、健康な肌の維持にもつながります。
 

瘀血の症状4:生理痛、無月経、子宮筋腫、卵巣嚢腫など

血行が悪くなり血流が滞ると、生理の経血が暗赤色や青紫色になったり、経血にレバー状の塊が混ざるなどの症状がみられます。
また、生理痛の悪化や生理の遅れ、子宮筋腫・卵巣嚢腫といった塊ができるなどの婦人科系トラブルを起こしやすくなります。
そのため、「瘀血」を改善する漢方薬は、婦人科疾患でよく使用される漢方処方です。

次のような症状がある方は「瘀血タイプ」かもしれません。

  • 生理周期より早く生理が来ることが多い
  • 激しい痛み(刺痛)
  • 生理前になると痛みが強くなる
  • 生理が始まると楽になる
  • 生理時に血塊が混じることがある
  • 生理前になると肌があれやすい
 

「瘀血」に使用される代表的な漢方薬

瘀血の改善に使用される漢方薬を「駆瘀血剤(くおけつざい)」「活血化瘀剤(かっけつかおざい)」といわれ、瘀血を治療成分と合わせて、瘀血の原因になる気の巡りを改善する成分などで構成されることが多く、「血(けつ)」の不足から生じる「血行障害」や「うっ血」を防ぎ、血液の循環をよくして、体を温めます。
 

 

「瘀血」の方におすすめの飲食物

瘀血の人は、後天的な病態のため、生活習慣の見直しや血液をサラサラにする食材などバランスよい食事が重要です。特に次のような飲食物を積極的にとるよう心がけましょう

  • イワシ、アジ、サバ、カツオなどの青魚(DHA、EPA)
  • ほうれん草、トマト、ネギ、玉ねぎ、青じそなどの野菜
  • 海藻類、キノコ類、大豆製品 など