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  • 【連珠飲とルビーナの違い】更年期に効く漢方薬の成分・効果を比較|連珠飲(れんじゅいん)通販

「連珠飲(れんじゅいん)」と「ルビーナ」

ルビーナとは

市販薬としてドラッグス等で販売している「ルビーナ」は、血のめぐりを良くして体を温めたり、水分代謝や乱れた自律神経のはたらきを整えたりして、体全体のバランスを良くする効果があり更年期障害をはじめとする症状に使用される医薬品です。
「ルビーナ」は、漢方処方「連珠飲(れんじゅいん)」に由来した漢方薬で、アリナミン製薬株式会社が作った商品名(登録商標)です。

※ ルビーナについては、原料の入荷停止により2025年7月現在、全国的に品薄・欠品となっています。(アリナミン製薬公式サイトより)

連珠飲(れんじゅいん)とは

ルビーナのもととなった「連珠飲(れんじゅいん)」は、江戸時代に日本で考案された漢方処方で、血のめぐりを良くして体を温める「四物湯(しもつとう)水分代謝や乱れた自律神経の働きを整える「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)の2つの処方を組み合わせたものです。

そのため、「連珠飲」は貧血傾向で動悸や息切れ、めまいを伴うような方に使用され、血の流れをよくすることでホルモンバランスの乱れを整えることで更年期障害に伴う自律神経症状の改善に用いられます。
動悸、めまい・立ちくらみ、息切れ、頭痛、耳鳴り、のぼせ・ほてり(ホットフラッシュ)などの不定愁訴や婦人の出血(子宮出血、産後出血)や痔出血などの下血などの原因を改善することが期待できます。

また、更年期障害などによる全身性の浮腫(むくみ)に用いられ、証(体質)に合っている場合には、しばらく服用を継続することで余分な水分が抜け、時に5〜6kgほど痩せるといった報告まであります。
 

ルビーナと連珠飲の違いとは?<成分比較>

ルビーナは「連珠飲」に由来した漢方医薬品ですが、成分的に違いはあるのでしょうか。
当薬局でも取り扱いのある小太郎漢方製薬の連珠飲エキス細粒G「コタロー」との配合生薬との比較は次の表になります。
 

配合生薬 連珠飲 ルビーナ
当帰 2.4g 1.5g
芍薬 2.4g 1.5g
川芎 2.4g 1.0g
地黄 2.4g 0.5g
茯苓 4.8g 2.0g
桂皮 3.2g 1.5g
白朮/蒼朮 2.4g(白朮) 1.5g(蒼朮)
甘草 1.6g 0.5g
1日服用量 3包(4,600mg) 9錠(3,150mg)

ルビーナは「連珠飲」に由来した漢方処方であるため、基本的な構成は同じとなっています。
連珠飲には、白朮(ビャクジュツ)が配合されているのに対して、ルビーナには蒼朮(ソウジュツ)が配合されており、すべての生薬の配合量が連珠飲エキス細粒G「コタロー」の方が多く配合されているのがわかります。
また、1日に服用できる生薬より抽出された「連珠飲エキス」の量も、連珠飲エキス細粒G「コタロー」の方が1,450mg多いようです。

また、ルビーナは錠剤タイプで15歳以上1日9錠(1回3錠)服用ですが、連珠飲については細粒タイプで15歳以上で1日3包(1回1包)です。

そして、ルビーナは15歳未満は「服用しないこと」となっているのに対して、連珠飲エキス細粒G「コタロー」は、2歳以上(1/3包)から使用することができるのも大きな違いとなっています。

ただし、漢方については生薬の最適なブレンドを追求し経験に基づいて使用されてきたものです。
生薬の成分が多ければ多いほど効果があり良いというものではありませんので、あくまで参考程度に確認していただくことも重要です。
例えば、複数の漢方などを服用する方は甘草(カンゾウ)の過剰摂取により、偽アルドステロン症といわれる副作用により、高血圧、むくみ、低カリウム血症などの症状を引き起こすことがあるので注意が必要です。
 

更年期障害に連珠飲(れんじゅいん)

連珠飲(れんじゅいん)のイメージ

更年期障害など自律神経の乱れによる、ほてり・のぼせ・冷え性・疲労倦怠感・めまい・頭痛・不眠・動悸・むくみ・肩こり・腰痛・便秘などによく効きます。

取り扱い商品(第2類医薬品)

連珠飲(れんじゅいん)の商品画像

連珠飲エキス細粒G「コタロー」

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こんな悩みの方にお勧めの漢方

  • 貧血傾向で動悸、めまい、息切れなどがある。
  • 更年期障害などが気になる。
  • 血の巡りをよくしたい。


参考・出典


  • 小太郎漢方製薬株式会社
  • ルビーナブランドサイト
  • 漢方業務指針 改定第5版.日本薬剤師会編.じほう


※本記事は医薬品の情報提供を目的としており、効果には個人差があります。服用にあたっては医師または薬剤師にご相談ください。