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パニック障害に『苓桂甘棗湯(りょうけいかんそうとう)』
パニック障害・不安神経症とは
「不安神経症」と「パニック障害」は、どちらも強い不安感に苦しむ疾患ですが、それぞれ異なる特徴があります。
「不安神経症」は持続的な不安や心配が日常的にあるのに対して、「パニック障害」は予測不能な突然の恐怖感(パニック発作)を繰り返すことが特徴です。
「パニック障害」の極度の不安により起こる発作は、過呼吸などの激しい身体症状を引き起こし、死ぬのではないかという恐怖になるほど強いものです。
過去にパニック発作が出た同じ状況におかれることが想定されると「また同じ発作起こるのではないか」と予期不安により強い不安を感じようになります。
そのため、同じ状況を避けて行動しようとした回避行動を起こすことで、日常生活に大きな支障をきたすことも少なくありません。
パニック障害に使用される漢方薬
一般的に、西洋薬では『抗不安薬』や『抗うつ薬』といわれる医薬品が処方されます。
しかし、医薬品の使用による副作用や依存性などを気にする方や、多くの薬を服用することへの不安感を感じる方もいます。
そのような方には、西洋薬との併用も可能で副作用も少ない漢方薬で対応することも多くあります。
パニック障害や不安神経症などに使用される漢方薬は、「苓桂甘棗湯(りょうかんかんそうとう)や「甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)」「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」「桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)」などがあります。
漢方で大切な考え方の一つに「同病異治(どうびょういち)」があります。これは、たとえ同じ病気だとしても、証(体質)によって治し方が違うという治療原則です。
体質に合った薬を使用することが重要です。
苓桂甘棗湯(りょうけいかんそうとう)とは
苓桂甘棗湯は、「苓桂朮甘湯」から白朮(びゃくじゅつ)を抜き、精神安定作用のある大棗(たいそう)を加えた漢方処方です。
構成生薬は茯苓(ぶくりょう)、桂皮(けいひ)、甘草(かんぞう)、大棗の4味で、動悸を訴え、人前に立つと緊張でドキドキするような緊張しやすく神経質な方の精神不安や動悸などに用いられます。
桂皮と甘草により心悸亢進を改善し、茯苓と大棗は桂皮・甘草に協力するとともに鎮静利尿の効果があるとされています。
パニック障害などの不安神経症、神経性心悸亢進症、心臓神経症、ヒステリー、神経衰弱、ノイローゼなどの精神神経疾患に応用されています。
緊張による喉のつまり感には半夏厚朴湯も使用されます。
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取り扱い商品(第2類医薬品)
こんな悩みの方にお勧めの漢方
- 人前に出るとドキドキ緊張して強い動悸や息苦しさがある。
- また発作が緊張が起こるのではないかと不安がある。
- のぼせることが多く、心配性で几帳面で考えすぎてしまう。
- 西洋薬に頼らず漢方薬で症状をラクにしたい。
参考・出典
- 小太郎漢方製薬株式会社
- 治療 107巻6号 (2025年5月発行)連載 五臓の働きを知り 補う治療で元気にする!Dr.Shinのよくわかる即戦力漢方 第12回パニック障害を漢方で支える
- 日東医誌 (Kampo Med)巻号:Vol.59 No.5:721-726.2008年
- 漢方薬のストロング・エビデンス.じほう
- 漢方294処方生薬解説 第2版,じほう
- 漢方業務指針 改定第5版.日本薬剤師会編.じほう
※本記事は医薬品の情報提供を目的としており、効果には個人差があります。服用にあたっては医師または薬剤師にご相談ください。