頭痛・発熱のつらい症状に｜薬剤師が選ぶ市販薬・漢方薬
【カミツレ薬局公式】

「つらい頭痛や発熱…薬はたくさんあるのに、どれを選べばいいのか分からない」
そんなお悩みを、薬剤師として日々多くの方から伺っています。
カミツレ薬局では、病院で使われる薬と同じ成分を含んだものや、できるだけ余計な成分や添加物の少ないものを厳選。 市販薬の中でも“本当に信頼できるもの”を、薬剤師の視点でご紹介しています。
また、西洋薬のように「症状をすばやく抑える薬」だけでなく、副作用も少なく体質改善や予防のために使える漢方薬もご提案。一時的な症状の対処にとどまらず、体質改善や健康維持を目指す方にも役立つ情報をお届けしています。

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頭痛（片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛など）に効く医薬品

頭痛は、大きく分けて一次性頭痛と二次性頭痛に分けられます。
片頭痛や緊張型頭痛、三叉神経・自律神経性頭痛（群発頭痛など）等の一次性頭痛に使用される医薬品をメインに紹介いたします。
頭痛の診療ガイドライン2021（日本神経学会ほか）や医療機関の処方例をもとに、頭痛に使用される医薬品をわかりやすく解説します。

頭痛に使用される医薬品

ロキソプロフェン

医療機関で一般的に使用される解熱鎮痛成分です。
痛みに対して高い鎮痛効果があり、即効性もあることから頭痛時に多く使用されます。

アセトアミノフェン

医療機関で一般的に使用される解熱鎮痛成分です。
カロナールという医薬品として一般的に認知されており、胃への負担も少なく安全性も高い医薬品です。

セデス・ハイG

医療機関では、SG配合顆粒という医薬品名で知られる医薬品と同成分・同配合量の粉タイプの解熱鎮痛剤です。
ピリン系成分やカフェインを含んだ合剤で、頭痛がひどい方などに使用されることも多く、ロキソプロフェンやアセトアミノフェンが効かない症例に効果が期待できます。

清上蠲痛湯（せいじょうけんつうとう）

頭痛に使用される漢方薬のファーストチョイス。
頭痛なら、かぜをひいた時に起きるものから、原因のわからない片頭痛、群発頭痛などの機能性頭痛にいたるまで、幅広く用いることができます。
また、三叉神経痛などの顔面痛にも奏効し、目がチカチカする、目の奥が痛むといった目からくる頭痛にも効果があります。

葛根湯（かっこんとう）

頭から肩にかけての筋肉が緊張し血流が悪くなる緊張型頭痛に使用される代表的な医薬品です。
体を温め、筋肉の緊張を和らげる効果があるため、頭痛の緩和に役立ちます。

茵蔯五苓散（いんちんごれいさん）

水分の調整をする五苓散（ごれいさん）に茵蔯蒿（いんちんこう）を加えた処方で、二日酔などによる頭痛や、季節や天気の変化で起こるむくみなどに用いられます。

発熱（かぜ・インフルエンザ・コロナなど）に効く医薬品

体温は測定の時間帯や年齢によっても変わりますが、基本的には37℃以上を発熱とし、37℃〜37.9℃を微熱、38℃〜38.9℃を中等度高熱、39℃以上を高熱と一般的に言われます。
発熱は感染症や外傷から身を守る反応であり、解熱することが必ずしも良いとは限りません。
一般的には38.5℃以上または平熱より2℃以上高い場合に解熱鎮痛剤の服用を推奨することが多いです。
ただし、漢方薬については発汗を促し免疫力を高めることで症状を早期回復するため発熱初期や予防目的で使用することも可能です。

発熱に使用される医薬品

アセトアミノフェン

医療機関で一般的に使用される解熱鎮痛成分です。
カロナールという医薬品として一般的に認知されており、安全性も高いことから発熱時の解熱目的で第一選択薬として選ばれます。
インフルエンザやコロナなどによる発熱にも使用可能です。

柴葛解肌湯（さいかつげきとう）

インフルエンザやコロナのような高熱や寒気、全身倦怠感があるような場合に使用される漢方薬で、発熱初期から使用が可能です。
葛根湯に小柴胡湯、桔梗石膏を合わせたような処方で、コロナ禍に多くの患者さんに使用された漢方薬です。
※ こちらの漢方薬は一般的なドラッグストア等では販売していません。

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